SNS広告の違いは?Instagram・Facebook・Twitter・TikTokを比較

Instagram、Facebook、Twitter、TikTok・・・。
SNS広告って、たくさん種類があってどれを選べばいいのか迷いますよね。
実際、
- 各SNSって、どんな人が利用しているんだろう?
- 各SNSで打ち出せる広告には、どんな違いがあるんだろう?
- 治療院として、広告にはどんな活用方法があるんだろう?
といったことで悩まれているかもしれません。
そこで、この記事では、
- 各SNSの利用者層
- 各SNSの広告の種類
- 治療院としての、SNS広告の活用方法
について、解説していきます。
Instagram広告の特徴は?
Instagramは、2020年5月時点のアクティブユーザー数が3,300万人を突破しているSNSです。
主に10代~30代をベースとして、高いアクティブ率を獲得しています。
ユーザーの男女比率は2:3となっており、特に女性をターゲットにしたい場合には有効であると言えるでしょう。
Instagramでは、
- 写真・動画広告
- カルーセル広告
- ストーリー広告
を活用することが可能です。
写真・動画広告
広告主が作成した写真や動画を、ユーザーのフィード上に表示させる広告です。
Instagramにおける、最も基本的な広告の形態と言えます。
ユーザーの求める情報を届けることができれば、フォロワーを増やしたり、商品を販売したりすることが可能です。
カルーセル広告
写真広告のように一枚の写真で訴求するだけではなく、複数枚の写真を横並びにして表示することができる広告です。
こちらも、ユーザーのフィード上に表示されます。
さまざまな写真でアプローチすることができるため、より詳しくユーザーに情報を届けることができます。
例えば、治療院であれば、施術風景を時系列で表示することで、より躍動感のある宣伝をすることが可能です。
ストーリー広告
通常のフィードではなく、ストーリーズのフィードに表示させることができる広告です。
全画面表示でダイナミックな訴求を行うことができるため、写真や動画・カルーセル広告と比べても効果的に打ち出すことが可能です。
治療院のスタッフを一人ずつ紹介するなど、施術者とお客様の距離感を詰めて宣伝することにも役立ちます。
Facebook広告の特徴は?
Facebookは、2020年5月時点での月間アクティブユーザー数が2,200万人のSNSです。以前は幅広い年代のユーザーが活用していましたが、現在では30代~50代のユーザーがほとんどです。
実名登録が必須なので、ビジネスや知り合いとの交流を目的に活用している人が多いといった特徴があります。
逆に10代~20代のユーザーは少ないため、もしこれらのユーザーをターゲットにしたいと思っている場合には注意が必要です。
Facebookでは主に、
- リンク広告
- リード獲得広告
- 近接エリア広告
を利用することが可能です。
リンク広告
リンク広告は、ユーザーのタイムライン上に表示させることができる広告です。
ホームページへのリンクなどを貼ることもできるため、治療院のホームページからの問い合わせを増やすことに繋げることが可能です。
他にも、カルーセル形式にしたり、動画を掲載したりすることもできます。
リード獲得広告
リード獲得広告は、フォーム形式でユーザーに回答を促し、メールアドレスなどのリード情報を獲得することができる広告です。
メールアドレスを獲得すれば、継続的にDMを送ることにより、見込みのお客様の価値観を教育することも可能となります。
近接エリア広告・クーポン利用広告
ユーザーの住んでいるエリアの情報から、近くにある店舗の情報を表示できる広告の機能です。
治療院のあるエリアに住んでいる人にだけ、広告を打ち出すことができます。
また、店舗で使えるクーポンを発行することも可能です。
そのため、より来店率が高い広告運用をしていくことができます。
Twitter広告の特徴は?
Twitterは、2020年5月時点での月間アクティブユーザー数が4,500万人のSNSです。
主な年齢層は10代~30代で、男女比率はほとんど同じです。
Twitterでは主に、
- プロモツイート・プロモビデオ
- プロモアカウント
- プロモトレンド
の3つの広告を打ち出すことができます。
プロモツイート・プロモビデオ
プロモツイート・プロモビデオとは、ユーザーのタイムライン上に写真や動画を表示させる広告です。
上手に活用することができれば、ユーザーに売り込み感を出さず、あなたの治療院の良さを伝えることができます。
プロモアカウント
プロモアカウントとは、検索画面やタイムライン上にあなたのアカウントを表示させることができる広告です。
もしあなたが治療師としてのプロフィールや肩書きで目を引くようなものを持っていれば、効率よくフォロワーを集めることが可能となります。
プロモトレンド
プロモトレンドとは、検索画面の『おすすめ』タブや『トレンド』タブの上部に表示される広告です。
1日1社限定で、24時間広告枠を独占できます。
ターゲットを定めずに、幅広くリーチしたいときに有効です。
TikTok広告の特徴は?
TikTokは、2019年2月時点でアクティブユーザー数950万人を持つSNSです。
10代の若者が踊っている動画を撮影しているイメージですが、実際の利用者層は違います。
実は、30代以上の男性がビジネス目的で活用している割合が最も高いのです。
そのため、30代や40代の男性向けに広告を打ち出したい場合、効果的であると言えます。
TikTokでは、3種類の広告を打つことができます。
- アプリ起動画面広告
- インフィード広告
- #チャレンジ
これらを上手に活用することで、リーチできていなかった新規のお客様を集客できます。
ひとつずつ、解説していきます。
アプリ起動画面広告
TikTokのアプリを起動した際に表示される広告です。
ユーザーがアプリを利用する際に全画面で表示されるため、強い訴求力を持ち、拡散もされやすくなっています。
静止画やGIFでの入稿が可能で、3~5秒ほど表示されます。
外部サイトへの誘導もできますので、治療院のホームページにリンクさせることも可能です。
インフィード広告
TikTokユーザーがほぼ確実に視聴する『おすすめ』に表示される広告です。
一度で5~15秒ほど再生されます。
全画面表示で、他の動画とほとんど変わりなく表示されるため、広告と思わせることなく訴求することが可能です。
動画から他リンクへと飛ばすこともできるため、治療院のYouTubeなどの集客チャネルに誘導して活用することが効果的です。
#チャレンジ
#チャレンジは、ユーザー参加型の広告です。
ユーザーに二次創作で動画を作ってもらい、投稿を促します。
メリットとしては、拡散力が強く、幅広いユーザーに認知してもらえることです。
また、ユーザーが参加するため、治療師としてのあなた自身に親近感を抱いてもらいやすいのが特徴です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回の記事では、Instagram・Facebook・Twitter・TikTokにおけるSNS広告の違いについて解説してきました。
治療院のケースで考えると、
- 20~30代の女性を中心にターゲットを絞るなら、Instagramを活用する
- 10代~30代を幅広くアプローチするなら、Twitterで宣伝する
- 40代以降の男性を狙っていくのであれば、FacebookやTikTokで広告を出す
といった戦略が考えられます。
SNS広告を出す場合、一般的にはSNSアカウントの運用も必要になってきます。
運用する上で大切になってくるのは『継続する』ことです。
あなた自身のキャラクターに合わせた、最適なSNS広告を打ち出していきましょう。
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