TikTokとは何?ティックトックは集客で使えるのか

近年、流行になっている「TikTok」ですが、どのようなサービスなのかよくわかっていないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
様々なビジネスシーンにおいて、TikTokで集客を行う店舗や企業が増えています。
今回は、TikTokがどのようなサービスなのか、集客で使えるのかについてご紹介いたします。

TikTokとは

TikTokを簡単にご説明すると、15秒から1分ほどの短い動画を作成や投稿できる、短い動画専門のプラットフォームです。
ユーザーは動画撮影時に、「0.3倍速」「0.5倍速」「2倍速」「3倍速」と速さを調節しながら撮影が可能です。
アプリに実装されている特殊効果(フィルター)などを活用し、面白くてユニークな動画を誰でも手軽に作成できるようになっています。
さらに、TikTokのカメラには輪郭や肌を滑らかに補正できる機能が備わっており、女性ウケも良いでしょう。
撮影した動画に、好きなBGMをつけられることも一つの特徴となっています。
2018年10月からは、音楽サブスクリプションサービスの「AWA」と業務提携が発表されており、約25000曲の楽曲が使用できます。

TikTokは世界1のダウンロード数

日本では若年層を中心に人気のTikTokですが、アメリカの調査会社「Sensor Tower」調べで、2018年の第一四半期においてApp Storeのアプリダウンロード数が世界一となりました。
一時的なブームだと思われていたTikTokも、世界的に流行し始めています。
また、2021年現在では月間のアクティブユーザーが12億人に到達すると予測されています。

TikTokユーザー拡大の理由

なぜTikTokユーザーがここまで広がってきているのか考えた時に、要因の一つとして「YouTube広告」が挙げられます。
YouTubeで動画を視聴する際に広告が一緒に流れます。
一昔前までは、YouTube広告は15秒でしたが、現在では広告のほとんどが5秒〜6秒になっています。
広告が流れて数秒すると「広告をスキップ」というボタンが表示され、タップするとスキップできる仕様になっています。
このように、15秒の広告でも長いと感じませんか?
アメリカマイクロソフト社のカナダの研究チーム調べで、現代人の集中力が持続する時間は「8秒」という結果が出ています。
この結果から見ても10分、20分の動画を集中して見ることが難しくなっているので、TikTokのような短い動画専門のプラットフォームが拡大しているのではないでしょうか。

なぜTikTokを使うのか?

2019年のラグビーワールドカップや、2020年に開催予定だった東京オリンピック・パラリンピックなどの大型のスポーツイベントの開催が、スポーツ業界に追い風を吹かせていました。
従来の利用者だったシニア世代に加えて、会社帰りのサラリーマンやOLなどの新規顧客の獲得など、業界は拡大傾向にありました。
しかし、2020年はコロナ禍の影響もあり顧客獲得の競争や、営業時間の短縮、会員の休退会者の増加によってスポーツジムやフィットネスクラブ業界の倒産や廃業が相次ぎ、過去10年で最多となりました。
そんな中で、パーソナルジム大手のRIZAP(ライザップ)は、オンラインを活用して在宅でできるフィットネスプログラムを開始しました。
TikTokやYouTubeなどの動画投稿サイトをうまく活用して、非接触・非対面型のサービスを拡大させて、経営の立て直しに取り組んでいます。
このように、コロナ禍によって店舗側もサービスの見直しが進んでおり、屋内店舗サービスからオンライン中心のサービスへと移行が進んでいます。
整体やパーソナルトレーニングを行っている院の方々も、このような方法でサービスの見直しが必要とされている時期かもしれません。

TikTokで集客は可能?

まずは、集客を行う際に気になるのがTikTokを使用している年齢層ではないでしょうか。
若年層を中心に人気のイメージが強いTikTokですが、実際の年齢層は以下の結果となっています。

  • 10代:16.9%
  • 20代:22.3%
  • 30代:22.8%
  • 40代:24.3%
  • 50代:13.7%

このデータからもわかるように、中高年のTikTokユーザーが増えてきているということです。
TikTokの利用者も増加している中で、ビジネスを目的とした利用者も増えています。
また、男女比も男性55.2%、女性44.8%とほぼ半々となっています。
ですが、50代から60代以上をメインにサービス展開をお考えの方には不向きかもしれません。

AIがユーザーの好みに合わせて動画を選んでくれる

TikTokでは、ユーザーの閲覧動画や閲覧後の行動を読み取ってAIがユーザーの好みに合わせて動画を選んでくれます。
例えばですが、おうちで簡単にできるトレーニング動画をTikTokで視聴したとします。
その後からは、トレーニング動画がおすすめにたくさん出てくるようになります。
このように、広告などを出さなくても興味がありそうなユーザーに動画を見てもらえる機会が増えるということです。

集客で気をつけること

TikTokの活用目的は集客となりますので、多くのフォロワーを獲得するために投稿を定期的に行うことが重要です。
時には、流行しているハッシュタグを利用して閲覧数を伸ばすことも必要でしょう。
ただし、他のSNSと連動させてTikTokに投稿する時は注意が必要です。
「チャレンジ」以外のハッシュタグをつけて投稿を促す行為は禁止されています。
何かキャンペーンなどを行う時は、注意して行って下さい。

TikTok集客の特徴

1.ユーザーの反応率が高い

TikTokはSNSの中でも、ユーザーの反応率が高い傾向にあります。
TikTokユーザーの2割ほどがコンテンツ視聴後に検索など、何らかのアクションを起こしています。

2.フォロワー以外にリーチが可能

TikTokはフォローしているユーザー以外にリーチしやすいことも一つの特徴となっています。
TikTok内の広告には3種類あり、中でも「起動画面広告」「インフィード広告」をうまく活用すれば、不特定多数のユーザーにコンテンツの配信が可能となります。
「起動画面広告」は、TikTokを起動した際に表示される動画のことです。
「インフィード広告」とは、TikTokのおすすめ欄に他の動画と混ざって配信される動画のことです。

3.必ずしも売上に直結するわけではない

TikTokのユーザーが求めているコンテンツは、「おもしろいクリエイティブな動画」です。
そのため、割引クーポンや商品の購入を促すようなコンテンツは不向きでしょう。
ですので、どちらかというと店舗への好感度を高めるためのツール、非接触型の顧客とのコミュニケーションツールとして利用しましょう。

.ターゲットが適さない場合もある

TikTokのユーザーは、中高年も増えてきましたが、まだまだ15歳から30歳の若年層がメインとなっています。
TikTokで集客を行う際は、サービスに合わせてプランニングが必要となるでしょう。

まとめ

今回は、TikTokがどのようなサービスなのか、集客で使えるのかをご紹介いたしました。
AIのレコメンド機能や短い動画の特徴を活かして、滞在時間の長さと離脱率の低さを実現しているTikTok。
これから先、コロナ禍に合わせて集客方法を変えたいとお考えの院にお勧めです。